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★洪助教らがサッカーボールの縫い目の特徴による空力特性の研究成果を発表

ARIHHPの洪性賛助教と浅井武教授らは、筑波大学のスポーツ風洞施設を用いて、サッカーボールの縫い目の特徴によって空力特性が変わる事を明らかにしました。

 

異なる縫い目を持っている32面体のサッカーボール(5種類)を対象として、風洞実験を行い、各ボールの空力特性をボール向き0度と90度に比較検討した結果、

ボール表面にある縫い目の特徴とボールの向き(①0度と②90度の時)によって、ボールにかかる空気力が変わり、ボール飛翔軌道が変化する事がわかりました。
今回の研究結果から、新デザインのサッカーボールの研究開発が期待できます。

 

 

図. 本実験で使用した32面体サッカーボール(5種類):ボール向きを0度と、90度(右方向へ)の変え、空力特性を検討

 

 

 

本研究成果は、「Journal of Sports Engineering and Technology」に9月25日付で掲載されました。

Effect of a soccer ball’s seam geometry on its aerodynamics and trajectory,
Goff, J.E., Hong, S. and Asai, T.,
Journal of Sports Engineering and Technology(First Published  September 25, 2019)

 

 

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