★運動×脳科学×メンタルヘルスの最前線を俯瞰した書籍が刊行—征矢英昭 名誉教授が編集
この度、Springer Natureの国際学術ブックシリーズ “Advances in Neurobiology”(神経生物学シリーズ)の一環として、『Exercise Brain Stimulation for Cognitive Function and Mental Health(認知機能とメンタルヘルスのための運動による脳刺激効果)』が刊行されました。本書は、筑波大学名誉教授で体育系・ヒューマン・ハイ・パフォーマンス研究センター(ARIHHP)の前センター長である 征矢英昭 名誉教授の編集によるもので、University of ManchesterのAlexej Verkhratsky教授がEditor-in-Chiefを務める国際編集体制の下で刊行される同シリーズに位置づけられます(主要学術データベースに収載)。
本書チャプターには、心部門教員である松井准教授、岡本助教、桑水助教を含むARIHHP関係者や国内外の研究者らによる最新知見が収められ、運動が超低強度であっても前頭前野や海馬などを賦活し、神経可塑性を介して認知機能の向上と健康増進に寄与し得ることなどを、多角的エビデンスとともにわかりやすく整理しています。あわせて、本学が2016年より推進する海外教育ユニット招致プログラムにおいて、征矢教授が UC Irvine の Michael Yassa 教授 を招聘して8年間にわたり展開した「スポーツ神経科学研究室(通称:SoYassaラボ、2016–2023年)」の成果も収録しています。
以下のURLから書籍情報をご覧いただけます。
https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-95-0066-6
参考情報
・ARIHHP(筑波大学 体育系・ヒューマン・ハイ・パフォーマンス研究センター):
・Campus-in-Campus(CiC)構想概要:
【URL】https://www.cic.sec.tsukuba.ac.jp/#lead
・海外教育ユニット招致プログラム:
【URL】https://www.osi.tsukuba.ac.jp/activity/#bid


