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★佐渡助教、藤森院生らによる論文が掲載されました


 

ARIHHP佐渡助教、藤森院生らの研究内容がPhysiological Reportsに掲載されました。
腱の伸展性 (ゴムバンドのように引き伸ばされる特性) は筋と腱の相互作用を通じて伸張-短縮サイクル時の大きなパワー発揮を可能にします。しかし、筋力トレーニングを行うと多くの場合、筋力の増大に伴って腱の伸展性が低下してしまうと報告されてきました。本研究では、一般成人と走高跳競技者の下腿三頭筋の筋腱特性を比較調査し、走高跳競技者は一般成人より大きな最大筋力を発揮する一方で、腱の伸展性には有意差がないことを発見しました。これは筋と腱の適応が個別に引き起こされ、トレーニング手法次第では腱の伸展性を保ったまま筋力を増大できることを示唆しています。
 
【著者】Fujimori,T., Sado N.*
【題名】Mechanical properties of the gastrocnemius muscle-tendon unit in male athletic high jumpers
【掲載誌】Physiological Reports
【公開日】2025年5月9日
【DOI】10.14814/phy2.70370

 

Physiological Reports

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