【プレスリリース】松井助教、船橋研究員らの研究成果がMed Sci Sports Exercに掲載されました
ARIHHPの松井助教、下山助教、船橋研究員らの研究成果が国際誌『Medicine & Science in Sports & Exercise』に掲載されました。
運動は有力な減量方策の一つです。しかし、高強度運動は、その後の身体活動と体温の低下を招き、体重増加につながることが動物実験で明らかになりました。その要因が、激しい運動によるストレスホルモン「コルチコステロン」の概日リズムや身体活動と体温の同調性の乱れである可能性も分かりました。運動自体のエネルギー消費量だけでなく、その後の活動性や概日リズムも考慮した運動強度の設定が、減量効果を引き出す上で重要であることを示す初めての成果です。
本研究成果は、2024年5月15日に、国際学術誌『Medicine & Science in Sports & Exercise』にオンライン掲載されました。
【題 名】 Acute Vigorous Exercise Decreases Subsequent Non-Exercise Physical Activity and Body Temperature Linked to Weight Gain
【著者名】 船橋 ⼤介, ⼟橋 祥平, 鮫島 和貴, 下⼭ 寛之, ⻄島 壮, 松井 崇
【掲載誌】 Medicine & Science in Sports & Exercise
【掲載日】 2024年5月15日
【DOI】 10.1249/MSS.0000000000003487