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★下山助教と髙橋教授らの研究により、アスリートの骨格筋と細胞内液、生体電気インピーダンス指標の関連性の強さが明らかになりました

 

ARIHHPの下山寛之助教(専門領域:運動栄養学)と髙橋英幸教授(専門領域:スポーツ医学、運動生理学)の研究成果が、国際誌「Journal of Nutrition」に掲載されました。

本研究はARIHHP公募型研究プロジェクトの採択課題です。

 

生体電気インピーダンス技術は、身体組成を推定するために生体の抵抗を測定する手法です。筋量の推定には、生体インピーダンスの測定から得られるレジスタンス(R)およびリアクタンス(Xc)という2つの主要なパラメーターを用いた推定式が使用されています。しかしながら、アスリートや活動的な男性など、生理学的な要因が他の一般的な集団と異なる個人に対しては、推定式に依存しない生データのレジスタンスおよびリアクタンスと筋量、細胞内液との関連性の確認が必要とされていました。

この研究では、安定同位体を用いて推定した筋量および細胞内液と生体電気インピーダンス指標の間に強い相関が見られました。さらにインピーダンス指標の周波数によりその関連の強さが異なることが明らかになりました。これにより、生体電気インピーダンス技術がアスリートや活動的な若い男性における筋量の推定に有効であることが明らかになりました。さらなる研究により、より具体的な推定式の確立や他の集団に対する適用性の検証、世界的な大規模データによる解析が行われることで、将来アスリートのパフォーマンス向上や健康のためのウェイトコントロールに生体電気インピーダンス技術が役立てられることが期待されます。

 

【題 名】 Comparison of bioelectrical impedance indices for skeletal muscle mass and intracellular water measurements
      of physically active young men and athletes

【著者名】 Hiroyuki Sagayama, Emi Kondo, Yoko Tanabe, Akiko Uchizawa, William J. Evans, Mahalakshmi Shankaran,
      Edna Nyangau, Marc Hellerstein, Keisuke Shiose, Tsukasa Yoshida, Jun Yasukata, Yasuki Higaki,
      Takahiro Ohnishi, Hideyuki Takahashi, Yosuke Yamada

【掲載誌】 Journal of Nutrition
【掲載日】 2023年7月24日 (online)
【DOI】  10.1016/j.tjnut.2023.07.010

 

筑波大学プレスリリース

 

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