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★モンゴルの小学生を対象にした運動介入研究のプロトコルペーパーがBMC Public Healthに掲載されました

国立成育医療研究センター、モンゴル体育大学と共同で推進してきたモンゴルの小学生を対象にした運動介入研究のプロトコルペーパーがBMC Public Healthに掲載されました。

 

菊池研究員、征矢教授が開発し国内小学校で体力・認知機能向上効果が検証されてきたSPARTS®体操をアレンジし、モンゴルの小学校に導入・効果検証する研究のプロトコルが示されています。

 

SPARTS®体操は、わずか3分の高強度インターバル運動に音楽を組み合わせた体操で、実施者にとっての高効果・高時間効率・高モチベーションと省スペース・指導者の省労力を特長としています。

 

モンゴルでの導入にあたっては専用音楽中のキューイング言語の変更、体操指導体制で工夫を重ね、長期の運動介入研究の実施に貢献しました。また体力テストや認知機能テストの導入に貢献しました。

 

寒冷な気候、大気汚染、食文化によって運動不足や肥満などの健康問題を抱えるモンゴルの子どもの体力、認知機能、学力、メンタルヘルスを高める運動の効果が明らかとなることが期待されます。

 


The effectiveness of exercise intervention for academic achievement, cognitive function, and physical health among children in Mongolia: a cluster RCT study protocol

Kenji Takehara, Togoobaatar Ganchimeg, Akihito Kikuchi, Lkagvasuren Gundegmaa, Lkagvasuren Altantsetseg, Ai Aoki, Takemune Fukuie, Kazuya Suwabe, Shagdar Bat-Erdene, Masashi Mikami, Rintaro Morian Hideaki Soya

 

 

BMC Public Health 2019  19:697

https://doi.org/10.1186/s12889-019-6986-8

Published: 6 June 2019

 

BMC Public Health webサイト

 

 

https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12889-019-6986-8

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