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★第62回 ARIHHP Human High Performanceセミナーを1月26日にオンラインで開催します

「ランニング運動による抗うつ・抗不安効果:脂肪-脳関連に着目した検討」

日時:2022年1月26日(水)17:00~18:30

場所:オンライン開催(Zoomウェビナー)

定員:100名

世話人:下山寛之(筑波大学ARIHHP・助教)

参加費:無料

 

 

参加希望者は下記より事前参加登録をお願い致します。
登録後に参加URLをお送り致します(登録必須です)。

 

※視聴可能人数に上限がございますので、参加登録後、参加ができなくなった場合はお手数ですが必ずキャンセルの手続きをお願い致します。

 

 

話題提供:

冨賀裕貴 博士(佐賀大学 教育研究医学域医学系/肝臓・糖尿病・内分泌内科 助教)

 

講演概要:

運動が脳に様々な良い影響を及ぼすことはよく知られているが,そのメカニズムについては未だに不明な点が多い.この分子機序の一つとして,演者らはこれまで,身体活動・肥満・加齢といったイベントと,海馬の神経型一酸化窒素合成酵素 (nNOS) の関連について検討してきた.nNOSは中枢における一酸化窒素の主要な産生源であり,気分調節に関与している.演者らの最近の研究結果から,運動は,抗うつ薬による海馬nNOSの調節と類似した作用を示す可能性が明らかになってきた.次に,「運動の何がこのような効果を脳へもたらしているのか?」という疑問について,演者らは臓器連関,特に脂肪組織の運動適応に着目した検討を現在進めている.本セミナーでは,運動によるうつ・不安様行動の軽減効果において,nNOSの役割,また脂肪組織の運動適応がどのような役割を果たしているのかについて,冨賀先生の研究を中心に紹介して頂きます.

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