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★高木教授らによるクロールの減速原因に関する研究成果がSports Biomechanicsに掲載

クロールでの泳ぎ出し前のバタ足は大きな減速の原因に

~ バタ足使用がパフォーマンスにデメリットとなることを実証 ~

ARIHHPの高木英樹教授と順天堂大学スポーツ健康科学部の武田剛准教授らの共同研究グループとして、競泳のクロールの泳ぎ出しにおいて飛び込みやプール壁の蹴り出し後にバタ足(*1)をすると、大きく減速することを実証しました。

本論文はSports Biomechanics誌のオンライン版に2020年4月27日付で先行公開されました。

なお、本研究は、ARIHHPが実施する公募型「共同利用・共同研究」事業における2019年度採択課題 (研究代表者:順天堂大学武田剛准教授)の研究成果です。

 

 

【研究成果のポイント】

  • クロールの泳ぎ出しまでの動作を「バタフライキックのみ」と「バタフライキック後にバタ足を追加」の2条件で比較
  • バタ足を行うと大きく減速するため、バタフライキックのみで泳ぎ出すほうがよいことを実証
  • クロールの最速泳法や水泳指導法の確立に寄与

 

研究成果の解説・詳細は以下をご覧ください。
順天堂大学 プレスリリース

https://www.juntendo.ac.jp/news/20200428-02.html

 

【掲載論文】

著者: Tsuyoshi Takeda, Shin Sakai, Hideki Takagi,

タイトル: Underwater flutter kicking causes deceleration in start and turn segments of front crawl,

掲載雑誌: Sports Biomechanics

DOI: 10.1080/14763141.2020.1747528

 

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14763141.2020.1747528

 

 

【問い合わせ先】

高木英樹(たかぎ ひでき)

筑波大学体育系・教授

〒305-8574 茨城県つくば市天王台1-1-1

 

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