★佐渡助教、橋本院生らによる論文が掲載されました
ARIHHP佐渡助教、橋本院生らの研究内容がJournal of Biomechanics に掲載されました。
砲丸投では、リリース局面において上肢の力強い「押し」動作によって砲丸が投擲されますが、上肢三関節の力発揮 (関節のトルク・パワー)とパフォーマンスの個人差の関連は明らかになっていませんでした。
本研究から、手関節のトルクとパワー、肩関節のトルクが砲丸飛距離と相関関係にあり、肘関節では両指標において相関関係が認められないことが明らかになりました。これら知見は、パフォーマンス発揮のために求められる力発揮能力が関節間で異なること示唆しています。
【著者】Hashimoto S, Tominaga T, Ohyama-Byun K, Sado N*
【題目】Three-dimensional upper limb joint kinetics during the release phase of the shot put and its relevance to performance
【掲載誌】Journal of Biomechanics
【公開日】2025年4月16日
【DOI】10.1016/j.jbiomech.2025.112691
