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★第35回 ARIHHP Human High Performance セミナー 6月13日開催

第35回 ARIHHP Human High Performance セミナーを開催します。

2018年6月13日(水)17:00 ~ 19:00
会場︓ 筑波大学 5C棟606

転ばぬ先の『杖』と『知恵』
―転倒リスクの評価技術の確立と転倒メカニズムの解明を目指した研究展開―

藤本 雅大 博士
立命館大学スポーツ健康科学部 助教
 

世話人︓藤井 直人(2675)
※学外の方は事前の申込みが必要です︓
office@arihhp.taiiku.tsukuba.ac.jp
 

藤本先生は、Ph.D をアメリカのオレゴン大学で取得され、その後、同国のメリーランド大学でポスドクをされた、バイオメカニクス研究を国際的に進めておられる若手研究者です。
本セミナーでは、ヒトは「なぜ」転倒するのか?「どのようにすれば」転倒を防ぐことができるのか?をテーマとして、特に高齢者の転倒をバイオメカニクスの観点から解説していただきます。
 
【略歴】
2006  同志社大学大学院 工学研究科 修士(機械工学)
2012  オレゴン大学大学院 生理学科 博士(バイオメカニクス)
2012-2014  メリーランド大学医学部 理学療法&リハビリテーション研究科 博士研究員
2014- 現在 立命館大学スポーツ健康科学部 助教
 
>>>ポスター(クリックでPDFが開きます) 
 
【講演要旨 7/10追記】
日常生活の中で生じる転倒とそれに伴う深刻な外傷は、高齢者において要介護状態を招く主たる要因の一つであり、転倒予防は今の高齢社会において重要な社会的課題です。転倒を防ぐには、身体に働く様々な種類の外乱に対して重心を安定に制御することが必要となりますが、それには多くの神経的・力学的な要因が関与しています。本発表では、ヒトは「なぜ」転倒するのか?「どのようにすれば」転倒を防ぐことができるのか?をテーマとして、ヒトのバランス制御に関する最新の知見をご紹介いたします。具体的には、バイオメカニクスの観点から「バランス」を評価する方法について概説したのち、「転倒メカニズムの解明(基礎研究)」と「転倒リスクの評価と改善(応用研究)」を主軸とした私のこれまでの研究活動と今後の展開について、関連する先行研究を交えながらご紹介いたします。

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