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★麻見准教授が消防防災科学技術賞「優秀賞」受賞

麻見直美准教授(運動栄養学・スポーツ栄養学・栄養学)が東京消防庁と共同で行った研究が、

総務省消防庁 平成29年度防防災科学技術賞「優秀賞」(一般の部門:消防防災科学技術論文)を受賞しました。

11月29日に表彰式が行われます。

 

災害直後、存命率に関わる初動の72時間(災害急性期)は人命救助を最優先に活動する極めて重要な時期で、活動に従事する消防隊員にとっても身体的・精神的負担が大きく過酷な時期となります。

その状況下でも適切な判断を下し、通常通りのパフォーマンスを発揮するために心身の体調管理は必要不可欠です。

近年、被災者の食問題は検討は増加していますが、災害現場で活動する消防隊員の食についてはこれまで重要視されてきませんでした。

本研究は、大規模災害後に派遣される緊急消防援助隊などにおける隊員の食の問題を始めて検討したもので、

災害活動時に十分なパフォーマンスを発揮するための活動食の要件および備蓄準備充実の必要性を明らかにしました。

 

研究詳細は

消防技術安全所報, 50号:70-77(2013)/51号:46-53(2014)
日本災害食学会誌 VOL.4 NO.2:PP.47-54/ 55-59 (2017)

に掲載されています。

 

>総務省消防庁の報道資料(リンク)

>論文詳細(リンク)

論文のタイトル

大規模災害発生時の活動隊員に必要な活動食の要件検討および備蓄内容の現状調査

代表研究者

麻見直美准教授(運動栄養学研究室)

論文内容

大規模災害後に派遣される緊急消防援助隊などにおける隊員の食の問題を検討した初めての取り組みで、存命率に関わる初動の72時間にいかに最高のパフォーマンスで救助活動に臨めるか、その準備としての栄養素等補給について検討したものです。

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